2024年3月6日~11日 日本の祭典inホーチミンに参加し、雅楽松風会第1回海外公演を開催しました。
2023年は日本とベトナムの外交樹立50周年の年であり、日越50周年を祝い、日本の祭典~Japan Folk Festival~に参加し、ベトナムはホーチミンで演奏してきました。SULECO語学院とベトナムの歴史ある大学サイゴン大学で演奏し、日本への留学や日本で働くことを志す学生さんたちと日本文化交流を行いました。親日国であるベトナムは日本の伝統文化にたいする興味関心も高く、鑑賞だけでなく体験やワークショップにも積極的に参加し、雅楽を通じた日本の精神について学んでもらうことができました。
2024年2月18日 雅楽松風会雅楽 第五回定期演奏会(不二羽島文化センター)を開催しました
<演目>
振鉾三節
青海波一具(管絃舞楽/輪臺四帖/青海波五帖/垣代40名/大輪小輪)
退出音声 千秋楽
客演 豊英秋師(元宮内庁式部職楽部首席楽長、日本芸術院会員)、豊靖秋師(第45代豊家当主)
2024年大河ドラマ「光る君へ」の放映に合わせて、源氏物語でもっとも有名な舞楽「青海波」の上演を行いました。物語でも光源氏栄華の象徴として描かれる第七帖「紅葉賀」において光源氏と頭中将が「青海波」を舞います。このシーンでは40名の垣代作法や詠の美しさなどが細かく描写されていますが、その全容を見た人は現代にはいません。今回は故実に基づき、源氏物語の情景そのままに総勢66名による組曲「青海波」の全容を復元しました。高さ5mを超える鼉太鼓を舞台の左右に配置し、圧巻の舞台をお楽しみいただきました。