2024年2月18日 雅楽松風会雅楽 第五回定期演奏会(不二羽島文化センター)を開催しました
<演目>
振鉾三節
青海波一具(管絃舞楽/輪臺四帖/青海波五帖/垣代40名/大輪小輪)
退出音声 千秋楽
客演 豊英秋師(元宮内庁式部職楽部首席楽長、日本芸術院会員)、豊靖秋師(第45代豊家当主)
2024年大河ドラマ「光る君へ」の放映に合わせて、源氏物語でもっとも有名な舞楽「青海波」の上演を行いました。物語でも光源氏栄華の象徴として描かれる第七帖「紅葉賀」において光源氏と頭中将が「青海波」を舞います。このシーンでは40名の垣代作法や詠の美しさなどが細かく描写されていますが、その全容を見た人は現代にはいません。今回は故実に基づき、源氏物語の情景そのままに総勢66名による組曲「青海波」の全容を復元しました。高さ5mを超える鼉太鼓を舞台の左右に配置し、圧巻の舞台をお楽しみいただきました。